2008年 11月 13日
火山ガスで死にかけた!?
もう7~8年前でしょうか。阿蘇の仙酔峡から馬鹿尾根を登り高岳・中岳を一人で歩いた時のことです。
中岳山頂辺りで急にけたたましいサイレンの音が耳に飛び込んできました。
火山ガスが発生しているとの緊急放送のようです。
放送を流しているのはこれから向かおうとしている火口展望台の方向です。

「えっ危険って言われても今そっちに向かってるんですけど・・・」

1人での登山。当然周りには誰もいません。もちろん相談する相手なんかいません。
引き返すより前に進んだほうが早く帰れるし、どうしようかと思いつつも足は火口展望台へと向かいます。
展望台までは特に問題なく歩いてきました。「別に危険なこと何もないやん」と思っていた時です。
何だか急に息苦しくなってきたのです(臭気があったかどうかは記憶がありません)。

「い、息ができない。。。」
「ヒィ~ゼェ~」

喘息の持病を持っている訳ではないのですが、まるで喘息の発作が出たように息苦しくゼェ~ゼェ~と
か細い息しかできないのです。
タオルで口を塞ぎ必死で歩き、ロープウェイの駅も近くなり、少し回復してきた頃にようやく監視員らしき若者が
50ccの原付バイクで遊歩道を登ってきて「大丈夫ですか?」と聞いてきました。

「大丈夫じゃないわい!死ぬかと思ったわ!もうちょっと早く助けに来んかい!」

と言おうかとも思ったんですが、警告を無視した自分が悪いし、そんな元気も度胸もないし、もう駅は目の前だし。
ゼェ~ゼェ~言いながらも「大丈夫です」と答えやっと駅に逃げ込んだという苦い思い出があるのです。

後から知ったことなのですが、この阿蘇山では私が喘息症状に襲われた数年前の1997年に観光客2名が
SO2ガス(二酸化硫黄、亜硫酸ガス)による喘息などの発作で死亡しているんです。
僕もまるで喘息の発作を引き起こしているような状態だったし、相当危なかったなと後から考えるとぞっとします。

火山ガスは危険です。時に命の危険にさらされます。
立ち入り禁止地区や登山規制地域には決して立ち入らないようにしましょう。

火山ガスで死にかけた!?_e0013365_6533526.jpg
                              阿蘇の中岳火口は今でも噴煙を上げています
火山ガスで死にかけた!?_e0013365_6525080.jpg
                                   前を歩く2人は私の両親です

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by ex-mlwalk326 | 2008-11-13 06:56 | 山の話 | Comments(8)
Commented by MOMO at 2008-11-13 11:27
おはようございます。
いつも<(_ _*)>有り難うございます。
毎日素晴らしい天気が続いています。家に居るのが勿体無いと思います。
出掛けたいがそうもいかずに空を見上げています。
空は抜けて遠景も素晴らしい・・・山に行きたい・・・・・・・・・・

阿蘇山では大変な目に合ましたd(^-^)ネ!←ピースどころじゃないぞ^^;
私も以前2度ほど立ち入り禁止に出会いました。近くじゃないけどガスが流れて薄まっていましたが咳が止まらなくなり苦しい目に会いました。近くで吸うと一発であの世行きです。怖い話です。
そう言えば阿蘇山は今年の1月に行ったきり・・・・そろそろ行ってみようかな~当時は白銀の世界が広がっていました。
冬の山は寒さが厳しいですが変えがたいものがあります(^_-)-☆ネッ

<(_ _*)>有り難うございました。
Commented by yasu at 2008-11-13 14:44
大変な経験をされていますね。
道に迷った時は元に戻れじゃないですが、上に戻るのは嫌ですよね。
でも、本当の登山者なら戻らなくてはいけませんね。
ご両親と一緒の登山は喜ばれるでしょうね。
私は中岳・高岳は登っていますが、この道は歩いていません。
ただ親を連れて右に見える展望所までは行った事があります。

霧島の紅葉もそろそろ終わりのようですね、でも仲間が増えて楽しそうです。
私も昨日、紅葉登山に行ってきましたので良かったら見てください。
Commented by 326 at 2008-11-13 19:05
MOMOさん、こんばんは☆
昨日、今日と素晴らしい天気ですね。
職場の窓から見える霧島連山をよだれを垂らして見ています(笑)
MOMOさんも、阿蘇で同じような危険な経験をされてるんですね。
僕は過去このコースを4回登って、ガスに遭遇したのは1回だけなので
危険な状況になる確立は低いかもしれませんが、それでもここを歩くときは
十分に気をつけて歩かないといけませんね。

そろそろ霧氷・樹氷の季節。。。
どんなに寒さが厳しくても行きたくなるんですよね~^^
Commented by 326 at 2008-11-13 19:11
yasuさん、こんばんは!
活火山の恐ろしさを身をもって知らされました。
その時は苦しかったんですが、自然を甘く見ちゃいけないといういい勉強になったと思います。

紅葉写真見ました。素晴らしいですね♪
青空と紅葉のコントラストに感動です。
♪ある~日、森の中、クマさんに♪ は出会いたくないですね^^
Commented by ランボー at 2008-11-13 19:19
326さん今晩は!

先日、くじゅうの次の日に阿蘇に行き同じように風向きが変わりガスを吸って大変でした。
咳き込んでしまい・・・・・

先日、西日本有数のブナの森に行く紅葉を満喫しました。
Commented by 326 at 2008-11-13 21:02
ランボ-さん、こんばんは~
MOMOさんもランボーさんも咳き込まれたんですね。
僕も咳き込んだのかな???
7~8年前のことなので忘れてしまっています。
とにかく、喘息のようにヒーヒーゼーゼーと息が出来ずに苦しかったことだけが
強く印象に残っています。

晩秋のブナ林、気持ち良さそうですね☆
Commented by tazu at 2008-11-14 05:18
326さん、おはようございまうす。
阿蘇山って、用心しないと行けない山なんですね。
了解しました。
しかし、お父さん、お母さんもかなりの山登りと見受けました。
そのDNAをしっかり受け継いでいるのですね。
そう思いました。
Commented by 326 at 2008-11-14 07:03
tazuさん、おはようございます☆
tazuさんは早起きですねぇ~
阿蘇の仙酔峡から高岳に登る仙酔峡(通称:馬鹿尾根)はひたすら登りが続く尾根ですが、
登っていて気持ちいいので好きな登山道です。是非行ってみてください。
でも、警報サイレンには十分ご注意くださいね!

両親とも僕が登り始めてから連れて行き始めました。
でも父は僕と一緒に九州中いろんな山を登りましたので、
かなり経験は積んでいると思います。
すでに76歳で、バランス感覚と持久力が少し弱くなっているので
簡単なコースしか連れて行けないなとは思っています。
仲間と一緒の登山は最近遠慮しているようですので、
近いうちに2人でノンビリ歩こうかな~


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