大船山からの展望を堪能し、次の目的地坊ガツルに向かって下山を始めました。段原から見上げる北大船山の斜面がピンク色に染まっています。名残惜しげに何度も振り返りながらも先を急ぎます。前半は気分よく下っていたのですが、ドロドロで滑りやすい登山道が延々と続く後半は、流石に「まだ続くのかよ~」と叫びたくなってきます。
段原から北大船山のピンクの斜面を見上げます
段原辺りから法華院山荘方面を見下ろします
やがて前方からワイワイと明るい話し声が聞こえてきたかと思うと、前方が開け一面緑色の草原に降り立ちました。坊ガツルに到着です。赤・黄・青・オレンジなど色とりどりのテントの花が咲き誇っています。こんな穏やかな天気の日のテン泊は最高に気持ちが良さそうです。僕のエアライズもなかなか活躍の場がありません。来年辺りここで星空を眺めたいなぁと願いつつ、坊ガツルを後にします。坊ガツルから北へ続く大船林道の右側には、山頂をピンク色に染めた平治岳が見えています。
坊ガツルに咲いたテントの花。。。
坊ガツルからも平治岳のピンクの斜面がはっきり見えます
しばらく進むと暮雨の滝への分岐があり、ここを左へ入ります。ここからは、それまでの整備された林道から山道へと変わります。ここから30分程進むと暮雨の滝へと下りる分岐があり、滑りやすい急な坂を下っていくと暮雨の滝に到着です。ここでしばし写真撮影。その後元の道に戻りここから40分ほど進むと水口登山口(
ここの1枚目の写真の登山口)に帰着です。
暮雨の滝
下山後は、お気に入りの九重ハイランドホテルの温泉に浸かり、長者原へ戻ります。今夜のご飯はスパゲッティーです♪ 僕らがご飯を食べていると隣に軽自動車が停まり、おじさんがガタガタと荷物を降ろし始めました。おぉ~、出てきたのはなんとちゃぶ台だ!鍋も大きいのが二つ。まるで自宅の居間をそのまま持ってきたような感じ。長者原を居間にしちゃうとは、このおじさん只者じゃないぞ!
クリームスパゲッティ☆ 美味美味♪
※2008年初夏の九重詣で⑥ ~星生新道のミヤマキリシマ編~