この場所を抜けると新燃岳の北側の山麓に広がる草原に到着する。一面に黄色いツルキジムシロや薄いブルーのハルリンドウが咲いている。花を踏まないように気をつけて歩いても踏まずには進めない状態だ。草原を抜け、太陽電池の機械が設置してある場所を通り過ぎると、獅子戸岳の山腹への取り付きとなる。程なく、新燃岳と獅子戸岳の分岐地点から大幡山へ通じる登山道の途中へと合流する。ここからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら林の中を進む道となる。やがて樹林帯を抜けると、そこからはミヤマキリシマが目立ち始める。だが予想通りまだ蕾は固く、開花している花はごくわずかだ。振り返ると緑色に輝く韓国岳がその雄大な裾野を広げている。その奥には台形の形をした甑岳も見える。僕らはこの山をプリンと呼んでいる。今日も美味しそうな形のまま大きな韓国岳の奥に控えめに佇んでいる。やがて草木の全く生えていない禿頭の1,381mピークに到着。一見大幡山の山頂と思う場所だが、実はここには三角点はなく、さらに5分ほど歩いた先にある。まずこのピークで最初の記念撮影をする。その後wacmanさんの案内で、大幡山の三角点方面には向かわず、その手前で左に折れて夷守林道方面へと進んだ。この道は初めて歩く道だ。霧島を知り尽くしているwacmanさんが一緒だと心強いし、楽しみも倍増する。やがてミツバツツジの奥に青く輝く大幡池が見えてきた。今日も変わらず静かで穏やかな湖だ。さぁこの湖畔で待ちに待ったランチタイムだ♪
小さな花々が咲く草原。奥は獅子戸岳
新緑が美しい
大幡山のミヤマキリシマ。蕾はまだ固い
もうすぐ1381mピークに到着です
韓国岳(手前)とプリンこと甑岳(奥)
1381mピークでの記念撮影
ピークの先のミツバツツジが綺麗です
ミヤマキリシマの枝の上にシマヘビ出現!
皆、キャーキャー♪と盛り上がりました!
左に折れて夷守林道方面へ入ります
目指す大幡池が見えてきました☆
やっと大幡池に到着です
それぞれにくつろぐ面々。。。
韓国岳をバックに記念撮影です
※帰路編に続く。。。