京都龍安寺のつくばいの文字「吾唯足知」。
真ん中に口の字がある。その口の字を共有する形で上から時計回りに「吾」「唯」「足」「知」の4文字が並んでいる。
「われただたることをしる」
人間の欲望は限りない。その欲望・煩悩を抑え、今の状況に満足し、感謝すること。
12年ほど前に京都に1年間住んでいたときにこの色紙を購入し、今まで部屋に貼ってきたのだが、現実には物欲がとぎれることはなく、欲しい物が次から次に生まれてくる。
結婚して以来、給料は自分ひとりだけのお金ではなくなった。
計画的に貯金をし、計画的に自分の欲しい物も買わなくちゃいけない。
あれも欲しい、これも欲しいと願うのではなく、今こそ、「吾唯足知」の精神で我慢して節約していかなきゃね。