2018年 07月 30日
2018年7月 夏のくじゅう詣で1日目 ~牧ノ戸峠から法華院温泉山荘~
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7月24日と25日に夏のくじゅうを楽しんできましたので報告します。
僕が毒牙にかけた山弟子&山仲間といえば、このブログにも何度も登場している妄想登山家S君。本人は空想登山家だと主張していましたが、最近は自分でも妄想登山家と言い出し始めました。意外と気に入ってるみたいです(笑)。そのS君の友人がN君。N君とはこの数年一緒にお酒を飲んだり、カラオケで盛り上がったり、一緒にゴルフの打ちっぱなしに行ったり、ラウンドしたりと、遊び仲間として楽しんでいるんですが、まだ一緒にしたことがないのが登山。そこで今年の春頃の飲み会の時に、「一緒にくじゅうに行こう」と盛り上がり、S君が基本計画を立て少しずつ準備を進めていたのです。そんな折、会社の山仲間の一人K氏がくじゅうの立体地図が欲しいから近々行くことがあったら買ってきてほしいと言ってきたのです。7月に行くから一緒にどうですか?と気軽に声をかけたところ、何と彼と同じ部署の山好きメンバー大勢に声を掛けたらしく、「じゃ5人参加します」。「えっ」。N君の初登山・初くじゅうという趣旨があるだけにあまり増えすぎるはどうかなと、恐る恐るS君に「大丈夫かなぁ?」って聞いたところ、お腹だけじゃなく器も大きいS君はすかさずOK。流石見かけ通りの太っ腹!さらにS君繋がりのAちゃんも参加とのことで総勢10名の大所帯に成長!まるでS君のお腹・・・そろそろ怒られそうです(笑)

初心者といえるメンバーはN君だけじゃなく、こちらのチームにも大勢います。事前に備品リストを配布したり、レインウェア・ザックカバー・スパッツなどの備品を貸し出したりして着々とその日に向けての準備を進めて行きました。ところが出発の1週間程前に、僕自身に出発が危うくなる事態が発生。数日前に何とかその危険を回避し、いよいよ出発の前日。集合は午前3:45なので午前1時過ぎには起床しなければなりません。前日は早目に仕事を切り上げ、21時頃に床に就いたものの全く寝付けません。部屋中羊だらけになるぐらい数えても、焼酎を軽く飲んでみても寝付けない。まるで遠足前日の小学生のようです。結局1時間半程ウトウトしたくらいで起床時間になってしまいました。夜中にヘッドライトつけてモコの散歩を済ませ、いよいよ自宅を出ます。今回モコはお留守番。今日の夕方には鹿児島市からお袋がモコの世話に来てくれる予定なので安心です。

3:45集合で予定通り4:00に出発しました。僕の会社の山仲間チームは総勢6名。僕のフレンディ号でくじゅうに向かいます。一方S君チームは4名です。S君の家と僕の家は歩いてわずか5分程の距離ですが、フレンディ号は山道で大勢乗せて早く走ると後ろの席の人が車酔いをする可能性が高いので、2台一緒には行かず、僕らは少し早目に出発し牧ノ戸峠で落ち合う予定です。「早起きのため睡眠不足の人は車の中で寝ていいよ。K氏が静かにさえしてくれればね」と皆には伝えていたのですが、案の定車の中ではK氏のトーク全開。誰も寝れないまま牧ノ戸峠に到着。制限速度を守る安全運転で4時間かかると想定していたのですが、何故なのかどういう訳か3時間半で到着しました。牧ノ戸峠で待つこと30分。ちょっとだけ遠回りをした為遅れてしまったS君号が到着。初めて顔を合わせるメンバーも多い為、簡単な自己紹介をし、準備体操で体をほぐしていよいよ出発です。80Lのグレゴリーパリセード+ウエストバッグ+一眼レフカメラの総重量は17.5kg。たかだか山小屋泊にしてはなかなかの重さです。途中でバテなきゃいいけど・・・。

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牧ノ戸峠で準備中の面々

分かってはいるものの、この重量でしかも歩き始めということもあり、牧ノ戸峠からのコンクリート道はやはりきついですね。途中アサギマダラが飛んでいましたが、歳のせいかその名前が出てきません。しばらく悩んでも出て来そうになかったので、S君に「この蝶の名前何だっけ?」と聞くと「なんとかマダラ」。すかさず僕が「そう、アサギマダラだぁ」。S君のヒントのお蔭でやっと思い出しました。今日も師匠と弟子の連携バッチリです。程なく最初のピーク沓掛山に到着。すでに汗だくです。初くじゅうの数名だけはしっかりと沓掛山のピークを踏んでもらい、先を急ぎます。

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初くじゅうの3人・・・娘ということにしておこう
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ヒヨドリバナにアサギマダラが群れています
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オトギリソウ、イブキトラノオ、ヒヨドリバナ、ウツボグサ、サイヨウシャジン、ワレモコウ、ノギラン、ノリウツギ、シモツケソウ、ホソバシュロソウ、コバギボウシなどの花々が咲く道を進みます。休憩の度に、夏登山の必需品である扇子がいい仕事してくれました。自分にたっぷり風を送った後は周りのメンバーに風を送ります。生き返る瞬間です。
扇ヶ鼻分岐を過ぎ、西千里ヶ浜を抜け、星生崎の下の岩場を越えると久住分かれ手前の避難小屋がある広場に出ます。本来は久住山山頂付近でのランチを予定していましたが、悪化しつつある天候も考慮し、時々ガスがかかる盟主久住山の姿が目の前に見えるこの場所で早目のランチです。

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避難小屋前広場でのランチタイム
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盟主久住山の雄姿

ランチ後、久住分かれ経由で久住山へと向かいます。ゆっくりと大きく右へカーブしながら山頂へと近づき、大きな岩が現れ始めしばらく進むと山頂です。山頂は展望もきかない状態だった為、長居はせず稲星山方面へと進み東千里ヶ浜へと下ります。ここで雷鳴が遠くから聞こえ始め徐々に近づいてきます。雨もポツポツ・・・。ここでレインウェアを着込み雨に備えるか、それとも雷を避ける為、10分程のところにある避難小屋「池ノ小屋」へと急ぐか。結論は小屋へ急げ!徐々に大きくなる雷鳴にビビり、また大粒になっていく雨に打たれながらも小屋へとスピードアップ。雨に打たれながらもレインウェア着てる暇はありません。何とか小屋に逃げ込みしばらくすると雷鳴は遠ざかっていきました。雷に追われ急いだのでバテてしまっていた数名が小屋で留守番をしてくれることになったので、残るメンバーは重たいザックを小屋に置いて、楽ちんスタイルで中岳にダッシュ。身軽過ぎてほんとにピョンピョンと中岳の岩場を乗り越え軽~く山頂制覇。今回の当初の目的だったN君を九州本土最高峰の山頂に連れて行くという目的達成です。しかし身軽だったなぁ、いつもこんな感じで軽く登りたいもんです。
御池に住む「くじゅうカエル」の横を抜け、久住分かれに戻ってきました。すでに15時半を過ぎています。スケジュールからかなり遅れているようですし、天気も気になるので急ぎたいところですが、岩での打撲や膝の関節痛、外反母趾痛など、軽めの負傷者が出て来はじめています。ゆっくり歩かなきゃと思っていてもついついペースが速くなってしまい、立ち止まって後続をしばらく待つ状況が続きます。急な下りが一段落した辺りで再び雷鳴が近づいてきました。急な雨に備え、ここでレインウェアを着込みます。手間取る初心者にスパッツを付けてあげる山の先輩達。頼もしい光景です。雨で湿っていつもより黄色っぽく見える北千里ヶ浜の砂上を進みます。猿岩を過ぎ眼前に広がる坊ガツル方面へと下っていくと今日のお宿「法華院温泉山荘」に到着です。今回のメンバー10名の内1人だけは坊ガツルでのテント泊。彼とは食事後の談話室での2次会で合流予定。山荘泊の9名はそれぞれの個室へと入り、急ぎ温泉を浴び、ビールで乾杯。2次会後22時半に就寝しました。
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久住山登頂を喜ぶN君
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九州本土最高峰中岳を目指します
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N君、登頂おめでとう!
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僕326です
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by ex-mlwalk326 | 2018-07-30 23:19 | 山行報告(くじゅう) | Comments(0)


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