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2013年 07月 11日
![]() 7月9日に会社の登山クラブ「Mont-Low-Walk」(以下MLW)の仲間たちと大隅半島の稲尾岳に登ってきました。稲尾岳は大隅半島南部の佐田町、田代町、内之浦町の3町にまたがる山域の総称で、三角点は最高峰の枯木岳(959m)。ここは森林生態系保護地域に指定されており、西日本最大規模の照葉樹の森が広がっています。2年前の9月にMLWメンバー3人で登った時は、照葉樹の森への案内板を見逃し内之浦方面へ進んでしまい45分のロス、雨で展望も全くなし、その上サンショウウオも見つからず、帰りには道をロスするなど散々でしたので、今回はそのリベンジです。でも7月9日という日程は、例年まだまだ梅雨の真っ只中。MLWのことだし、また今回も雨かなと思っていたら、なんとその前日に梅雨明けの発表♪ 若いメンバーが増えたMLWは雨男集団という悪名を捨て、生まれ変わりつつあるようですよ。 午前6時に集合、全員が僕の車に乗り込み、大隅半島へと向かいます。途中低い雲が山並みを隠し始めたと思ったら、フロントガラスにポツリポツリ・・・。雨です。さすがMLW、やっぱこれだけははずせないんだね(笑) 霧島市から垂水・鹿屋・大根占・南大隅町を抜け錦江町に入り、前回見逃した大きな案内看板を左に折れると程なく稲尾岳ビジターセンターに到着です。ここで登山道案内のパンフレットをもらい、センター所長さんと思しき方よりサンショウウオについての情報を伺い、ビジターセンターから50m程下ったところにある登山口に移動します。ここで準備を済ませ、9:15に出発しました。未舗装の林道を20分程歩くと四阿(あずまや)がある登山口に到着です。この少し手前の藪の中にイノシシの骨がありました。上に向いた牙もはっきりと確認できます。前回は山頂から2〜3分下ったところで、すぐ近くからイノシシと思しき「ブヒブヒー」と豚の鳴き声のような獣の鳴き声が聞こえました。できれば今回も遭遇したくないものです。もう1つ遭遇したくないのがマムシです。以前wac89さんが稲尾岳で頭の位置にある枝でトグロを巻いているマムシに遭遇したとの話を聞いたことがあります。できれば頭上から狙ってくるマムシ君には今回も出会いたくないですね。 ![]() ![]() ![]() 四阿から稲尾岳へピストンする西口ルートへと進みます。オレンジ色の番号札が道案内をしてくれますので迷うことはありません。道はすぐに沢の中を歩く心地よい道に変わります。今回初参加のK君が「あっカニだ」「またいた!」と川の中にいる小動物を見つけます。この調子でサンショウウオも見つけてくれるかもしれません。「期待の大型新人現る!」とワイワイ盛り上がりながら、センター所長から聞いていたポイント近くまで来た時に、その大型新人K君が「いた!」としゃがみこみました。「いっぱいいるよ!」と言いながらすくった手の中には5センチ程の小さなヤモリのような生き物が! オオダイガハラサンショウウオの幼体です。成体は20センチ程になるらしいのですが、川から陸地に上がり枯葉の中に潜り込むらしく、見つけることは難しいとのこと。一度見つけると目が慣れてくるのか、よどんだ場所で目を凝らすと次から次に発見できます。かなりの数が生息しているようです。30分程進んだところで「川の源」との案内板が現れ、気持ちよい沢歩きは終わります。 ![]() ![]() ![]() ![]() しばらく進むと木々が両側から迫り道幅が狭くなり、さらに頭上にも木の枝が伸びている登山道にかわりますところもあります。この辺りから、足元だけでなくマムシがいないか頭上にも気を配りながら進み始めます。しばらく進むと自然石展望台に到着です。ここはこのコース唯一の大展望が広がる場所なのですが、2年前はガスと強風で何も見えず。が、今回は、種子島までは見えなかったものの(空気の澄んだ日は種子島が見えるそうです)、素晴らしい展望を楽しめました。笑えたのはこの景色を見た瞬間のK君の言葉「すごっ、家が1軒もない」。たしかに家が見えない景色なんてめったに見れるもんじゃないよね。 ここまでは、僕らの前を歩く係の方が枝を切り落としながら進んでくれていたので、両側から木々に囲まれていても歩きやすかったのですが、ここで先導する2人の係員を追い越したので、若干枝が迫って歩きづらくなってきます。程なく稲尾岳の最高峰である枯木岳(959m)の山頂に到着です。ここから北口ルートとの分岐点までは急坂の下りが続きます。オレンジ色の案内番の番号が100番となったところが分岐点。ここは谷筋となっている北口ルートから上がってくる涼しい風が心地よく、しばし涼みながらの休憩です。今回はK君ともう一人初参加メンバーがいます。長距離ランナーのH君です。今日の彼の服装は首まで隠れた長袖のアウターに手袋。暑がりの僕には決してできない格好なのに、汗ひとつかかずに爽やかな顔をしています。霧島山岳会のトレイルランナーHさん同様、長距離ランナーって凄いですね! ここから稲尾岳山頂まではピンク色の番号札(山頂は30番)に変わります。小さなアップダウンを30分程繰り返し、岩テーブルという平らな巨岩を過ぎると小さな祠がある稲尾神社に到着です。アブかブヨらしき虫たちに襲われながらもランチを楽しんでいると、常連のT君がシャーベット状に凍ったフルーツゼリーを振る舞ってくれました。暑い中でのシャーベットは美味美味♪ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2年前下山途中に道を見失う事件がありました。その時の記述です。 「途中、滑りやすい木の階段を慎重に下り、薄暗い林の中を少し進んだところで周囲の異変に気付きました。枝が道を塞ぎ始めたのです。さらに進むとそれまで硬かった足元がフカフカの柔らかい土に変わりました。「道を間違えた。戻ろう!」と来た道を登り返し、木の階段まで戻ります。ここからもう一度下り始めましたが、何とまたまた同じ場所に出てしまいます。もう一度木の階段まで戻り、じっくりと周囲を見回しながらゆっくり歩いていると左上方にピンクの5番の札を発見。間違えた道はしっかりと踏み固められまるで登山道がそのまま続いているように見えます。この日の天候のように薄暗くガスっている状態だと番号札も見つけづらいですね。おかしいと思ったらすぐに来た道を戻るという判断をすることが大切です。」 2年前は、後日ビジターセンターにメールで連絡し、道をロストした場所に入り込まないような対策をお願いしました。今回その場所を確認してみると、ちゃんと枝で道をふさいであり、しっかりとできていた踏み痕もなくなりつつあるようでした。ビジターセンターの皆さん、ありがとうございます。 水の源から再び心地の良い沢歩きです。みんなが歩いている姿を撮影するため、ここからは若いメンバーに先頭を歩かせたところ、1分も経たないうちに「ここ登山道じゃないぞ!」ってとこを歩いています。さらに「道がわからない」と立ち止まっているのいで、僕が瞬時に「こっち!」と指さすと「あっ、道ができた!」みんなの反応が楽しいです。分かりづらい中、進むべきルートを瞬時に判断するのは経験なんでしょうね。みんなもこれから毎月参加して経験を積んでいきましょうね。 帰着後、ビジターセンターでコーヒーを頂き、ネッピー館で汗を流し帰りました。温泉で気付いたのですが、僕は肘と耳の後ろの2ヶ所、短パンだったK君は足が露出していた部分を数ヶ所、虫にやられていました。僕はアブかなと思っていたのですが、K君の状況を見るとアブではなくブヨの可能性が高そうです。清流沿いではあるものの前回9月に問題なかったので、油断していました。夏にここに来る時には、しっかりとした対策が必要ですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by ex-mlwalk326
| 2013-07-11 20:52
| 山行報告(鹿児島県内の山)
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Comments(2)
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