
高千穂嶽道と彫られた石柱
数年前、霧島神宮を散策している時に偶然見つけたこの石柱。「高千穂嶽道(おたけみち)」と彫られています。その時気になって少し歩いてみたのですが、登山装備ではなかった為途中で退散。登りたいと思いながら数年が過ぎてしまっていました。その道を昨日一人で歩いてきました。初めて歩く道でしかも道が不明瞭な可能性もある為、事前に25.000分の1の地図に磁北線を引いた地図を用意。コンパスも必要です。
霧島神宮の左下にある駐車場に停め、地図とコンパスを片手に10:10にスタート。5分程石の階段を登ると本殿の左奥に着きます。ここにこの石柱があります。歩き始めてすぐに新湯林道に似た林道歩きになります。しかしすぐに山の中へと入っていきます。矢印の案内板や赤テープがあるので迷うことはありません。

この駐車場を利用させてもらいました

石段が続きます

霧島神宮本殿の左奥に着きます
30分程林の中を進むと霧島ハイツ下の車道に出ます(10:42)。車道を横切ると目の前に林の中へと続く道が伸びています。車で高千穂河原へと登るくねくねした道の左側の林の中を歩いて進む道で、急な坂道はなく、緩い傾斜の道がずっと続く登山道です。地図とコンパスを見ながら、道が伸びている方角をチェック、自分のいる場所を確認しながら歩きます。道はほぼわかりやすいのですが、一部赤テープもなく不明な場所も「こっちかな?」と先へ進むとその先に赤テープを発見するといった具合で、特に道を失う事もなく進み、車道と出会う場所まで出てきました(11:37)。ここからさらに林へと入り、11:57に高千穂河原に到着。所要時間は約2時間程度です。

霧島ハイツ下の車道を横切ります。正面に道が続いています

美しい新緑に癒されながらの登りです

途中車道に出ますが再び林の中へ・・・

高千穂河原に到着です
高千穂河原でトイレ休憩を済ませ、12:10に先日解禁したばかりの中岳中腹探勝路に向けて出発します。登る程に灰が多くなり、高千穂峰のように砂場を登る感じになっていきます。灰に埋もれながらも嬉しい事にミヤマキリシマは見事に咲き始めていました。まだ蕾が多く、開花状況は1~2分咲きといった状況なので、5月10日から20日ぐらいが見頃ではないかと思われます。ミヤマキリシマ以外にもヒメハギやクサボケが花を咲かせていたのは嬉しかったです。途中のベンチでコンビニ弁当のランチを食べて下山(13:22)。13:30に高千穂河原を出発し下山を開始します。

公園の砂場のような登山道

ミヤマキリシマ

登山禁止が続く中岳

クサボケ

奥に高千穂峰

今日はコンビニ弁当です
高千穂河原から途中車道に出会うところまでは林の中を歩きますが、下山はここから違うルートを歩くことにします。というのも、途中登山道のすぐ脇にスズメバチの巣があった為、その場所を迂回したいと考えたのです。車道を10分程歩いたところから再び林の中へと入ります。ここは林業用の林道となっており、しばらくは伐採された木々が転がる味気のない風景を見ながらの荒れた林道歩きです。分岐を右に曲がりしばらく進むと、登りに使った道に合流・・・するはずなんですが、というかもうとっくに合流しているはずなんですが、道が見つかりません。枯れた沢が進行方向に向かって伸びており、確か登りの時もすぐ横に沢があったとの記憶から、しばらくはこの沢を下ることにします。灰に埋もれた固めの砂場のような道が続きます。やがて道は岩場が多くなり面白くなってきました。苔むした岩場も多く慎重に進みます。やがてちょっと高い岩場にぶちあたります。降りれないことはないのですが、今日は一人だし念の為、ここで沢を断念し左側にあるはずの正規ルートへ戻ることにしました。するとこの場所の横に、沢から登るルートが出来ています。みんなここで断念するようです。正規ルートに戻り、車道を横切り、霧島神宮に帰着。観光客に交じって神宮で安全登山のお礼をして駐車場に戻りました(15:10)

ヤマツツジ

10分程車道を歩きます

林道を歩いて登山道に合流のはずが・・・

青が下山時に歩いた迂回ルート