2011年 02月 11日
2011年 くじゅう冬季テント泊山行⑥ ~2日目~
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さて、午前0時に同行者をシュラフ(#3二重使用)に潜り込ませ、寒くないように顔だけ出すようにセットしてあげて、僕は着込みまくってものを少しだけ脱いで#0に潜り込みます。ポカポカと暖かく、入った瞬間は「汗かくかも・・・」って感じた程です。そのまますぐに夢の中へと入っていきましたが、ふと何かの物音で目が覚めました。時計を見ると午前2時半です。物音の主は、隣で寝ている同行者でした。寒さで寝ることが出来ずに暖まろうと足をドタバタさせていたのです。「寒くて眠れない」。一旦同行者を起こし、余っていたフリースを1枚着させて、僕が2時間半かけて温めておいた#0に潜り込ませます。これで朝まで熟睡できるはずです。僕は今まで同行者が寝ていた#3の二重シュラフへと潜り込みます。#0よりは寒いけど、なんとか眠れそうですZZZ・・・。ところがやはり寒くて夜が明けるまでの数時間、何度も目が覚めてしまいました。その度に同じように足を動かし、横向きになってくの字に体を曲げて寒さをこらえます。やはり、#3の二重使用の際はもう一工夫必要ですね。来年の課題です。

朝7時に目が覚めました。テントの外が明るくなってきているのがわかります。テント内の結露やシュラフカバーの結露がパリパリに氷結。テント内も氷点下まで下がっているようです。モコも爆睡中ですが、カメラをもってテントから出てみました。キーンと肌を刺すような冷たい空気。でも風がないのでそこまで寒さを感じません。大船山をシルエットに白んできた空。三俣山の上には月が出ています。清々しい朝です。やがてカメラを手に登場したマスターによると、マイナス18度とのこと!放射冷却でかなり冷え込んだようです。やがてhigetiasさん、フェアビューさんもお目覚めです。鳴子川へと散策に出掛けたフェアビューさんから、川のほとりではマイナス20度だったとの驚きの報告が!過去経験したことのない寒さですね。

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                             モコちゃん、おはよう☆       
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しばらくすると、昨夜盛り上がった居酒屋「スナフキン」で朝食の準備が始まりました。手際よく準備するhigetiasさん&mamatiasさんの間に座っているフェアビューさんもmamatiasさんの優しい指導の下(謎笑)、フライパンを振っています。昨夜の石狩鍋にパスタを入れた豪快料理でお腹を満たしたところで、休む間もなくマスターのチャイや絶品コーヒー、さらに数々のスイーツが続々登場!寝ていたはずのモコも体を乗り出してスイーツに興味津々です。

そんな感じで盛り上がっていたら、あっという間に撤収の時間になっています。昨年も感じましたが、坊ガツルでは時計の針が下界より早く回っているような気がしますね。雪の上にオールウェザーブランケットを広げて、荷物を一旦テントの外へと出し、まずはテントを撤収。その後手際よくザックへと収納していきます。みんな手馴れたのもので、ほぼ同じタイミングで撤収完了。最後にみんなで記念撮影をして、後ろ髪を引かれつつも坊ガツルを後にしました。

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                                    ガスるスナフキン
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                               フェアビューシェフも頑張ってます
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                                  睡魔に勝てないモコちゃん
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                                 香り高い珈琲&絶品スイーツ
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                                    撤収の時間だよ
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                                みんなで記念撮影。また集まろう!
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                                 モコちゃんのオシッコ渋滞中^^;

帰りは、「凄くきれいだった」というhigetiasさんのおすすめで、雨ヶ池越えで長者原へ下山することになりました。往路ではザックのウェストベルトの位置調整がうまくいかず辛い思いをしたのですが、この日は再度調整し直したことにより、足の付け根への負担がなく、快調に歩けます。Higetiasさんがおっしゃっておられた通り、深い雪に覆われた雨ヶ池への登山道は美しく、とても気持ちよく楽しい気分で歩けます。途中でマスターが突然、雪の上に大きな絵を描き始めました。猫?犬?ドラエモン? う~ん、何だろう??? これからは「マスター」改め「画伯」と呼ぶことにします(笑)

タデ原湿原の木道は危険なので、抱っこして通過。長者原からはマスター改め画伯の車に僕とフェアビューさんが乗り、吉部にデポしてる車を取りに行き、そのままいつもの温泉へ。前輪しかチェーンを付けていない僕の車は途中フラフラと後輪が滑る状態。ちょっと怖かった~。やっぱあれだけの雪の日は4輪ともチェーン装着が必要ですね。

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                                雨ヶ池方面へ向けて坊ガツルを後にします
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                                  雨ヶ池から三俣山を望む
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                             大きな白いキャンパスにアート製作中の画伯
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                            無事長者原に帰着。モコちゃんも頑張りました
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                                飯田高原から見た太陽柱

冷えた体を温泉で温め、いよいよ皆さんとはお別れです。
しばし悩みましたが、帰りも九重ICから高速を使って帰ることにしました。
大分道を過ぎ九州道に入り、最初のSAである広川で軽く食事をして、ここで運転を交代。次の交代場所はトンネルの連続がやってくる直前の宮原SAだなと思いつつ仮眠zzz。突然「あ“~」という叫び声で目が覚めました。ふと前方に目をやると、トンネルです。宮原で停まるのを忘れていたようです^^;。「じゃあ、次の坂本PAで交代しよう」ってことにして、僕は再びうとうとzzz。するとまたまた突然「あ”~」「うん?どうした?あっ、坂本PAが通り過ぎていくぅ~」
今回は嫌いな高速道路のトンネル走行の練習を積み重ねたようです(笑)

今回、冬のテント泊にモコを連れて行きたいという僕らの希望を叶える為に、最大限の配慮をして頂いたhigetiasさん、mamatiasさん、画伯、いやマスター、フェアビューさんにはこの場を借りて改めて心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

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by ex-mlwalk326 | 2011-02-11 07:56 | 山行報告(くじゅう) | Comments(4)
Commented by jyo-yama2 at 2011-02-11 11:56
お疲れさまでした。
くじゅうでも-20℃になることもあるのですね。
モコちゃんもさぞかしびっくりしたことでしょう。
それでも326さん、ニコさんがいっしょだったので安心して過ごすことができたと思います。よくがんばってくれましたね。
みなさん素敵な仲間の集い、しかも-18℃の中での酒盛りはあまり経験できないことですものね。よかった!よかった!なんだか私までもが参加したような気分になりました。
あのスイーツおいしそうだなぁ・・・・・・・。
Commented by takeppe at 2011-02-11 17:33 x
お疲れ様でした~
モコちゃんもよく頑張りましたね!
あの寝顔みて、うちのカミさんも「かわいい!」を連発。
いつか、うちのルークとデートさせてみたいものです。

フェアビューさんは、たぶん、「ゆ」じゃなかったmamatiasさんから、きびしくご指導されて
いたのでしょう。
顔が目に浮かびますw

まだまだ、極寒のくじゅうキャンプには、装備が追いつきませんが
一度は経験してみたいものです。
いつのことやら・・・
Commented by 326 at 2011-02-12 06:47 x
jyo-yama2さん、おはようございます。
モコちゃんもかなり寒かったようで、外ではガタガタ震えて、テントでは僕らと同じように着こんで、
丸くなってました(笑)可愛かったですよ♪
今回のような雪と寒さに耐えることができたので、来シーズン以降は連れて行く僕らとしても
少し気持ち的に楽になります。
ほんとにモコはよく頑張ったなって思ってます。
Commented by 326 at 2011-02-12 06:55 x
takeppeさん、おはようございます。
坊ガツルでもモコちゃんの仕草に癒されていましたよ。
坊ガツルでのルーク君とのデート、早く実現させたいですね♪
takeppeさんの長崎弁講座も聞いてみたいし・・・(笑)


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