高千穂牧場に出掛けた日に、奥天降(おくあもり)を散策してきました。
隼人町から霧島山に向う途中、塩浸温泉の少し手前の急カーブにある細い路地を左に入り、普段なら絶対道の存在にも気付かないほどの狭い林道へと進みます。車1台がやっと通れるほどの道を5分程進んだところにある変電施設のような建物の前に駐車し、散策開始です。駐車したすぐ横の土手にはミズヒキが群生しています。その中にヤマジノホトトギスを発見。さらに上流へ進むと次々に可憐な花々が・・・。さらに奥へと進みたいところでしたが、登山靴があった方がいい道へと変わってきたので、引き返し、駐車場所から少し下流へと歩きます。林道沿いに見たことのない花を発見。帰宅後すぐに花の名前を調べたのですが、よくわかりません。この記事で教えを請うたところ、くま屋さんから「スズムシグサ」だと教えて頂きました。ありがとうございました。
①ヤマハッカ ②ミズヒキ ③イヌホオズキ ④トゲソバ ⑤キツネノマゴ ⑥ダイコンソウ
⑦ノコンギク ⑧ミヤマハギ ⑨ヒメヤマアザミ ⑩ヤマシロギク ⑪トキワハゼ ⑫ヤマジノホトトギス
スズムシグサ
スズムシグサ
山地の林下の陰地に生える多年草
草丈は30~60cm茎は直立し四角形
葉は対生し長さ4~10cm幅3~6cmの広卵形
花は枝先に数個つき花冠は淡紫色で長さ約3cm
花は午前中に咲き午後には萎びてしまう一日花
もともとスズムシソウという名前だったが、もう1種類鈴虫に似た形のスズムシソウがあり、
スズムシグサに名前を変更した経緯がある。
(京都府レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種)
分布 本州(近畿地方以西)、四国、九州
花期 9~10月
※くま屋さんに名前を教えて頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m
その後、甌穴群を散策して、霧島スカイラインへと向いました。先日霧島スカイラインを散策した時に見つけたウメバチソウの蕾の様子を見るためです。かなり大きく膨らんでいたので、そろそろ開花してるんじゃないかとワクワクしながら、現場に到着すると、見かけない車が1台停まっています。僕の車が近付いている時にその車の中から1人の男性が下りてウメバチソウの蕾のある方へと歩いています。うん?あの後姿は・・・。おnewの車だったようで、すぐに気付きませんでしたが
wac89さんです。僕と全く同じタイミングで同じ場所に同じ目的でやってこられるとは、すごい偶然ですね。さて気になるウメバチソウはまだ蕾でした。残念。次の休み(23日)に期待しましょう。
甌穴群
まだ蕾だったウメバチソウ。
霧島フォトギャラリーによるとすでに開花したようです。