2010年 09月 06日
2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~
2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7534851.jpg


久住山山頂を後にして、久住分れへと下山。ここで今後の行動について思案します。というのもかなりの強風の為、坊ガツルでのテント泊が決行できるどうか微妙だと感じていたからです。しばらく悩んだ決行との結論を出し、久住分れからのガレ場を北千里ヶ浜に向って下山を始めました。途中韓国人のグループに韓国語で話しかけられますが、チンプンカンプン??? とりあえず笑顔で答えるしかありません^^;。テントの形と寝るポーズをして「テント泊ですか?」とジェスチャーゲームをしてきたみたいですが・・・。

そして北千里ヶ浜まで半分程下ったところで、事件発生です。突然少し後ろを歩くモコが「キャインキャイン」と数回泣き叫んだのです。「どうした?」と慌ててモコに駆け寄ります。前足をガタガタ震わせて一歩を踏み出せないように見えます。足をひねったんだろうか?足を折ってはいないだろうか?心配して様子を見ていると、なんだかほんとに痛いのは前足ではなく右の後ろ足のようです。抱き抱え足の裏をチェックすると、なんと肉球の一部がはがれてしまっています。モコはぐったりしてこれ以上歩ける状態ではありません。今からモコを抱いて坊ガツルへ下ることはできるけど、明日も歩かせるわけには行かないから、またモコを抱いて坊ガツルから北千里ヶ浜へ登り返し、久住分れまでを再び登って帰ることはかなり困難です。そこで残念ですが、坊ガツル行きは諦め、このまま北千里ヶ浜を進みスガモリ経由で大曲に下山することにしました。しばらくは両手でモコを抱っこして歩きましたが、なんせ6kgを越える(最近大きくなったので6.5kg~7kgくらいかなぁ)体重です。だんだん腕が痛くなってきました。そこでサブザックを出し、その中にスッポリと入ってもらい体の前に担ぐ形で抱っこすると、カンガルー犬モコの出来上がり♪ モコは申し訳無さそうに静かにザックの中に収まっています。しばらく歩いていると徐々にザックの重みが腰にズッシリと響くようになってきました。これまでは腰への負担があると思った時にショルダーベルトを持ち上げ調整することで緩和していたのですが、その調整ができなくなり、腰に重さが直接伝わる状態になっているのです。静かにグッタリしているモコに「ごめんな」と声を掛け、またさらに増したザックの重量感に耐えながら北千里ヶ浜の砂浜をスガモリ越へと進みます。いつもならあっという間に歩き通せる砂浜なのですが、今日はかなり長く感じます。

2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7561820.jpg
                                  足が痛いよ~と座り込むモコ
2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7562951.jpg
                                   カンガルー犬モコが誕生

2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7565269.jpg
                                    長く感じた北千里ヶ浜

スガモリ近くの三角の岩山に命名するという特命を受けていたのですが、ちょっとその余裕がありません^^;。しかも法華院方面への分岐付近は風が通るのか、暴風が吹き荒れ始めました。さらに雨も強くなってきます。もう台風並みの暴風雨状態。でもこれだけの重量を担いでいたらそう簡単にザックを下ろせません。一旦下ろしたら、担ぎ上げるのが大変なんです。この丘を越えたらスガモリの避難小屋跡。壁はないけど天井はあるから、たとえびしょ濡れになってもせめてそこまで行こうと、必死に登ります。はぁはぁと息が上がりながらも「モコ、頑張るぞ~」と掛け声をあげて踏ん張ってやっとスガモリ越の小屋跡に到着。壁がないので強風は吹きさらしですが、少しでも雨を防げるので助かります。全身びしょ濡れなので、風を受けているとかなり寒さを感じます。全身着替えたいところですが、とりあえず今この瞬間の風雨を避けたいと濡れた服の上から上下のレインウェアを着込みました。途端に体がポカポカと温くなっていくのを感じます。ほっと一息。でもこの場所は風の通り道。休憩もそこそこに再び重いザックとモコを担いで鉱山道路へと下山していきます。鉱山道路に辿りついたときにはほっと一息。かなり体力を消耗しているのを感じます。最後の梯子を慎重に登り、やっと大曲に帰着しました。歩けるかどうか心配していたモコですが、草の上なら歩けるようでちょっと安心。

2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7571037.jpg

2010年夏のくじゅうボッカトレ山行④ ~カンガルー犬~_e0013365_7572220.jpg


その後、いつもの温泉で汗を流し、今夜の宿を求めて長者原・牧ノ戸と車を移動しますが、どこも強風が吹き荒れていて、安眠できそうにありません。結局一旦下山したところに決定。建物の影なので風の影響をあまり受けないようです。この夜は丸太のように寝たのは言うまでもありません。

にほんブログ村 アウトドアブログへ

by ex-mlwalk326 | 2010-09-06 07:57 | 山行報告(くじゅう) | Comments(6)
Commented by Inaodake at 2010-09-06 21:00
こんばんは。おひさしぶりです。
モコちゃん、もう成犬に近いようですね。可愛らしい目がいいですね。
山行の途中で脚に怪我をしていますが、もう山行なんてどうでもよくなりそうです。
昔、植村直巳氏が北極圏を犬ゾリで走り回ったとき、犬の脚の保護に皮の足袋を使っていたと
本にかいてありました。こうした場所で使うのに向くかどうかわかりませんが応急用に
モコちゃんにも慣れておいてもらうと先々役に立つことも・・・・

30kgも担いでどこへ行くんだろうと思っていましたが犬のことが心配になりました(笑)
Commented by takeppe at 2010-09-06 21:49
タイヘンでしたね。

モコちゃんの申し訳なさそうなお顔がいじらしいです。
我が家も、ルークが4~5歳のときに、中岳を二回、泉水縦走とがんばってくれましたが、
その時も、モコちゃんほどではないにしても、
かなり肉球が痛かったようです。
やはりガレ場は、危険がいっぱいですね

できれば、ワンチャンには沢水コースか吉部コースの方がいいようです。
早く治して、元気になあれ!
Commented by 326 at 2010-09-07 06:54
Inaodakeさん、おはようございます。
もうだいぶ大きくなりました。特にくじゅうから帰ってきてからの1週間にさらに
がっしりしたような感じです。きっとくじゅうでたっぷり筋力トレーニングをしたからでしょうね。
筋肉モリモリなので、相方と「ロシェット・モコ」と呼んでいます。
※ロシェットとはカナダの女子フィギュアスケートのジョアニー・ロシェット選手のこと。
 筋肉モリモリの女性なんです。

ほんとに、足に怪我をした途端に山行中断を決意しました。できればすぐにでも病院に連れて行きたい
と思ってのことだったんですが、間に合う時間ではありませんでした^^;

犬用の靴。。。あります。でも小型犬用しか見たことないんです。
モコに合うものがあればいいですね。ネットで探してみます。
Commented by 326 at 2010-09-07 07:02
takeppeさん、おはようございます☆
相方のブログに掲載されている抱っこされているモコの写真を見てください。
もっと申し訳なさそうな顔してますよ(笑)
確かに沢水か吉部だとそこまで負担はないでしょうね。この
今後はガレ場を長い時間連れて歩くのは避けて、足に負担の少ないコースを連れて歩きたいと思います。
さぁ、モコの復活登山はいつかな???
Commented by yasu at 2010-09-07 12:47
背中には30㎏の荷物を背負い、前には7㎏倍のモコちゃんを抱え、しかも天候の悪い中を久住別れ辺りから大曲まで戻ってくるとは大したものですね。
犬の肉球はもっと強いものかと思っていましたが意外でした。
RIKIも気を付けてやるようにします。
モコちゃんの山行きはなかなかスムーズには行かないようですね。
Commented by 326 at 2010-09-08 05:34
yasuさん、おはようございます。
もう少し練習を積まなきゃダメですね。
これから短いコースをちょくちょく歩き足裏訓練しなきゃです!
とりあえず次の目標は韓国岳ピストンです。
9月中に連れて行きたいと思っていますが・・・。


<< 2010年夏のくじゅうボッカト...      2010年夏のくじゅうボッカト... >>