2009年 03月 26日
胃痛の顛末記
皆様にご心配とご迷惑をお掛けした今回の胃痛・・・
ご心配を掛けぬよう状況を簡単にご説明したいと思います。
どこからどう説明しようか迷いましたが、とりあえず時系列で順を追ってご報告することにします。

<3月14日>
胃にかすかな痛みを感じ始めたのは3月14日の夕方・・・
キリキリとした軽い痛みが時々襲ってくるようになってきたのです。
夜になってもこの軽い痛みが一定の間隔を置いて襲ってきてはいましたが、翌日の高千穂峰登山の準備に忙しく、あまり気にとめてはいませんでした。ところが夜中に胃の痛みで何度か目が覚めたのです。お腹を下す訳でもなく、下痢のような下腹部の痛みでもありません。目が覚めても我慢してまた眠りに付いたのでした。

<3月15日>
朝になっても軽い胃痛はありましたが、お腹を下す兆候はありません。しかし念の為、朝食後に正露丸を飲んで出発です。この痛みの影響なのか、この日の登山は大変厳しいものとなりました(登山時の詳しい様子はこの日のブログ記事を参照してください)。時々襲ってくるキリキリとした痛みに耐えながらも登山を終え、自宅に帰りついた途端にお腹を下し、夜までトイレから離れられない状態でした。

<3月16日>
下痢はおさまりましたが、相変わらずキリキリという胃痛は続いています。出勤したものの5分おきにやってくる胃の痛みに仕事に集中できません。結局午後から病院で診察を受けることに。最初に聞かれたのは
「刺身などの生魚を食べませんでしたか?サバを食べませんでしたか?」
「昨日(14日)のお昼に魚は食べたけど、生ではなく鮭のフライです」
医師はアニサキスの可能性を疑って質問してきたようです。アニサキスとは寄生虫の一種でサバや鮭などを生食すると体内に潜り込み、胃や腸に穴を開け、周期的な胃痛を引き起こします。この時我が身を襲っている症状とかなり似ているようです。ただ鮭を食べたとはいえ、生ではないし・・・
調理前の鮭も生鮭とは考え難いし・・・ アニサキスじゃない可能性も高いので、しばらく薬で様子を見ましょうということになり、この日は1週間分の薬だけもらい帰宅。

<3月17日>
薬の効果か、前日まで5分おきに襲ってきていた胃の痛みは30分間隔にまで広がり、このまま回復に向かうと思われたのですが・・・

<3月18日>
出勤するものの、再び5分間隔の痛みが襲ってきます。しかも痛みの大きさが増している状態。昼前になるとさらに痛みが増して来た為、病院に電話をして午後からの検査を予約。早退して病院に行くと、この日は午後の一般外来は休診で予約している人のみの受診となっているようです。僕としてはすぐにでも胃カメラを飲む覚悟をして来ていたのですが、休診により検査できる医師が不在との理由でこの日は血液検査とエコー検査、痛み止めの点滴だけの処置となるようです。血液検査は炎症によると思われる白血球上昇が少し見られる程度でほとんど異常なし。エコー検査でも胃や腸には異常は見られず。ただ若いときの酒の飲み過ぎによると思われる現象が多少見受けられるとのことで、今後は相方からさらなる禁酒を強いられそうです(笑)なんて笑って場合ではありません。時間が経つにつれ痛みはどんどん増幅していきます。病院の待合室で、そして点滴を受けるベッドの上で、のた打ち回るというかもがき苦しむというか、耐えられない痛みへと変わってきました。夜勤明けのままベッドに付き添ってくれていた相方にお願いし痛み止めを追加してもらいましたがそれが効いていたのも30分程。1時間が過ぎる頃には再びもがき苦しみ始めるほどに痛みが戻ってきていたのです。再度相方が担当の看護師にお願いをして痛み止めを再度投入。これにより僕は深い眠りに落ちていきました。「もう終るよ」と相方から起こされたのは夜の22時半。3回に渡り投入した痛み止めの麻酔効果で意識朦朧、足元はフラフラ状態。相方に抱えられるように車に滑り込み帰宅しました。こんな状態だったので、20日と21日に予定していた霧島山行ができる状態ではないと判断し、初めての霧島遠征を楽しみにしていたまめ。さん&ぴろ。さんに相方からお断りのメールを入れてくれていたようで、お2人からお見舞いのメールが届いていました。このことがとても気になっていたのか、この日の夜は「相方、ごめんな~、まめ。さん、ぴろ。さんごめんなさい」と何度も寝言を言っていたそうです。

<3月19日>
出勤日だったのですが、検査受診の為に休みをもらいました。夕べの痛み止めがまだ効いているのか、痛みはほとんどありません。夕べもがき苦しんだのが嘘のようです。ただまだなんだか頭が軽くぼぉ~としています。さぁ僕の人生初めての胃カメラ検査です。この日休みの相方も付き添ってくれています。相方からは「弱虫!」と怒られますが、やはり看護師の相方が傍にいてくれると心強いものです。内視鏡検診の部屋の前まで案内されるとそこには、2年前に相方の職場のレクレーションで一緒に登山した男性看護師が。彼から「口と鼻とどちらがいいですか?」と質問されます。鼻からの方がずっと楽だと聞いているので迷わず「鼻でお願いします!」と即答です。予定時間を1時間程過ぎた頃、再び彼がやってきて「機械は2台あるけど鼻は1台しかなく、皆鼻を希望するのでかなり時間が掛かっています。口なら待たずにすぐできますけど・・・」「いえ、鼻でお願いします!」ここまで待てば引き下がれません。という訳でそれから30分後に内視鏡検査室に誘導されました。コップ1杯の液体を飲み干し、肩に注射を受け、ベッドに横たわります。左右に体を回した後、左に傾けると検査開始です。担当医師が静かに鼻の穴に直径5mm器具を挿入していきます。器具が奥に進んでいくのがわかります。鼻で引っかかる人が中にはいて、その場合は口からの挿入に切り替えますと言われ気になっていましたが、なんとかこの第1関門を無事に通過できたようです。ところがすぐにこの検査で一番の難関がやってきました。喉です。「つばを飲み込むようにぐっと飲み込んでください」と言われても喉につまったような状態でなかなか飲み込めません。何度かトライしてようやく先へと進んだようです。「食道です。きれいな食道です」。「きれいな胃です。特に問題はありません」この時にふと我に帰るとかなり体を硬直させているようです。ぎゅっと握り締めていたこぶしを少しずつ緩め、肩の力を抜いていきます。「十二指腸もきれいです。問題ありません」そして、挿入時とは比べ物にならないほどすっと楽に抜け、初めての胃カメラ検診が終了。午後からの面談でも、胃カメラでは軽い胃炎以外痛みを引き起こすような問題は全く見つからなかった旨の説明があり、さらなる検査としてCTスキャンをすることを告げられ、承諾書にサイン。またまた初めての検査です。CTスキャンは胃カメラほどしんどくない筈。少し気が楽です。検査前に点滴を受けます。普通の点滴のつもりで気楽に左手を差し出したのですが、うん?痛いぞ、この注射~!顔をしかめたら看護師さんがすかさず「この点滴は針が太いですからね」って早く言え~! 検査室の中央には真ん中に穴の開いた大きなマシンが1台。その前にあるベッドに横たわると、点滴に造影剤が繋がれます。検査開始直前に造影剤が体内に流入。一気に体が火照ります。ベッドがその中央の穴に吸い込まれていきます。穴の上部のベルトがグルグル回転しているようです。しばらくすると穴から出てきます。その動きを2~3回繰り返して検査は終了。検査後の面談では、胃や十二指腸付近には、今回の痛みの原因となる直接的な要因はすべての検査において見当たらない旨説明がありました。軽い炎症以外胃も十二指腸もきれいで潰瘍やガンの兆候はなし。また胃痛を誘発するすい臓などの他の臓器も特に問題なし。ただ、腸の一部に軽い炎症の可能性を示す画像が出ているので、その炎症の痛みが胃の痛みとして出てきたのではないかとの見解でした。また体の中心を通る静脈に血栓または解離の疑いがあると指摘されました。僕にはピンとこなかったのですが、隣で聞いていた相方は仕事上これがかなり重篤な結果を引き起こす恐ろしい症状だと知っていたので、かなりビビッていたようです。しかし、これは後日の検診で、数枚撮影した内の最初の画像にしか映っていないことから造影剤が行き渡らないうちに撮影したことによる現象で問題無しと訂正がありました。とりあえずホッとしましたが、転げまわる程の痛みの原因が確定できなかったことでちょっと不安は残ります。転げまわる程の痛みを誘発するアニサキスは体内では4日しか生きられないとのこと。もうすでに5日経っているので死んで流れてしまったのかもしれません。それなら原因を特定できなかった理由も納得できるのですが・・・どうなんでしょう?

<思うこと>
今回、相方には大変な心配を掛けてしまいました。本人も夜勤明けで疲れている中、痛みに苦しむ僕の傍で懸命に看病してくれ、とても心強く思いました。本当に感謝の念に絶えません。

当初この3連休で霧島遠征を予定し、一緒に登る予定だったまめ。さん&ぴろ。さんには直前でのドタキャンをすることになってしまい、大変申し訳なく思っています。近いうちに是非リベンジの機会を!今回は本当にごめんなさいm(_ _)m

今後の自分への戒めとして、
1.飲み会の席でもお酒は控えめに!(気持ちだけでも)
2.いつも早食いだけど、できるだけゆっくりよく噛んで食べる
3.鮭やイカ、青魚全般には要注意(アニサキスはサバだけじゃない!)
4.血液検査・レントゲンだけの会社の成人病検診では全く不十分! 定期的により詳しい検診を受ける

やはり健康が一番大切です。皆さんも是非定期的な検査の受診をお奨めします。

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                                お花見の季節ですが、健康の為、お酒は控えめに!

※相方のブログ記事



by ex-mlwalk326 | 2009-03-26 06:39 | 出来事 | Comments(12)
Commented by 馬しゃん at 2009-03-26 10:54 x
あれまっ!!大変でしたね~~これが独身だと こころもとないものですが・・・・326さんには 強い見方が
いましたね~~最強の相方さんでよかったね。
のたうち回るような痛み・・・326さんの年齢を考えると「腎結石」を疑ってしまいましたが?
仙痛といって胃もさることながら 油汗かいて転げまわります。でも詰まった石が流れたり その横を
尿が流れだすと「嘘?」のように痛みが引きますけどネ。胃だと思っていても違う場所に原因が潜んでいますからやっぱ検査は大事ですね
それにしても胃カメラは 初めてでしたか?
私の場合は 夜勤明けで胃カメラや大腸検査をしていただくと至福の「眠り」が待ってますから
結構 好きな検査ですよ 自虐的かな(*^。^*)
Commented by jyo-yama2 at 2009-03-26 14:55
病み上がりのところをこき使ってすみませんでしたね。
とてもとても楽しい旅行になりました。
もう一度見たい山々も近くで見ることもできてお天気もよく桜も満開で本当に忘れられない旅行になりました。ありがとうございました。
今日はこちらもお天気がよいのですが、とても寒いです。暖房が必要なほど温度が下がっています。
Commented by ランボー at 2009-03-26 19:46 x
326さん今晩は!

大事に至らないで良かったですね。

私事ですが胃カメラが苦手です・・・
胃潰瘍、十二指腸潰瘍で3回入院しています。
胃カメラ、あ~思っただけでも・・・
最近は鼻から入れるカメラがあります。一度体験しましたが喉からと比べると相当楽でした。
Commented by まめ。 at 2009-03-27 02:04 x
326さん、こんばんは。
多分、今頃は夢の中ですかねぇ?(笑)
もう寝言は言ってないとは思いますが(^^ゞ
原因がはっきりとわからなかった不安は残りますが、
でも元気に過ごされているとのことで安心しました(・。・)ホッ
霧島はリベンジではなく、まだまだお初なのでですね(^^;
でも、ずいぶん前ですが、霧島というかえびのですかねぇ?は
何度となくドライブってたので、↓赤松が懐かしかったです。
霧島山行は全くなしなので、またお休みが合う日にお願いしますね~
勝手に行くと怒られそうなので(笑)
とはいえ、これから暑くなるので、暑さに弱いまめ。にはチト( ̄□ ̄;)!!
次の連休は春のGWだし、その次は7月(^^;
晩秋くらいですかねぇ(^^;
北九州から霧島はほんにとおかとです(^^;
Commented by 326 at 2009-03-27 06:53 x
馬しゃん、おはようございます☆
はい、強い味方のお陰で安心して検査に望めました^^
胃の痛みって結構違う場所からきてるってことを今回勉強しました。
定期的な検査の必要性を実感しました。
胃カメラが好きなんですか~!!!!
鼻からだったので、思っていたより楽でしたが、それでも好きになるには
相当な鍛錬が必要そうです(笑)
あまり鍛錬する機会は作りたくないですけどね^^;
Commented by 326 at 2009-03-27 06:55 x
jyo-yama2さん、おはようございます!
楽しく過ごされたとのこと、良かったです☆
僕の方こそとても楽しい時間が過ごせて嬉しかったです。
ありがとうございました☆
Commented by 326 at 2009-03-27 06:59 x
ランボーさん、おはようございます。
そうですよね、胃カメラは苦手ですよね~
やっぱ馬しゃんは自虐的のようですね(笑)
今回は鼻から入れるカメラでしたので、想像していたよりは楽でした。
もっとゲロゲロくるかと思ったんですが、それは全くなくて・・・
「健康第一」を実感した数日間でした。
Commented by 326 at 2009-03-27 07:05 x
まめ。さん、おはようございます☆
今回は楽しみにしていた霧島山行のドタキャンすみませんでしたm(_ _)m
原因ははっきりわかりませんでしたが、今後健康により留意するいいきっかけになったと思います。
はい、勝手に来ると間違いなく僕らに怒られるでしょう(笑)
そうですね、実際その辺りがいいかもしれません。
くじゅうの紅葉が一段落した後とか・・・
企画するのが楽しいので、楽しめる期間が長くなり、それはそれでいいかもです。
Commented by yasu at 2009-03-27 11:19 x
何と私の誕生日の日からもがき苦しんでいたのですね(笑)
本人は大変だったのでしょうが笑い事で済んでよかったです。
ただ、苦しい検査をしたのに原因がはっきりしなかったのはちょっと気持ち悪いですね。
私は胃カメラは三度飲んだことがありますが鼻からはないです。
口からよりはるかに楽だと聞いたことがあります。
大腸検査は苦しくて二度とやりたくないですが、馬しゃんは平気なんですね・・・
相方さんのいう事をよく聞いて暫くは無理しないで下さいね。
Commented by wac89 at 2009-03-27 21:03 x
原因がはっきりしないところが気分的にすっきりしませんが、とりあえずはよくなって一安心です。
自分の身体の各部を意識しないで居られるのが正常な健康なのでしょうね。
まずは、なにをおいても「健康第一」 無理されぬようお願いします。
Commented by 326 at 2009-03-28 06:29 x
yasuさん、おはようございます。
胃を押さえながらyasuさんへのおめでとうコメントを書いてました(笑)
これまでも相方の言うことを守ってきたのですが、これからはもっとストイックな生活が待っているような気が・・・
バシッ!(相方に叩かれる音)^^;
Commented by 326 at 2009-03-28 06:31 x
wac89さん、おはようございます☆
高千穂登山の際はご心配かけましたm(_ _)m
ドタバタありましたが、とりあえず落ち着きました。
やっぱ「健康」が一番大切ですね、実感です!


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