えびの高原を5時に出発。「すげー♪」と思わず声を上げてしまうほどの満天の星空の下を歩きます。
2合目辺りでは足元に敷き詰められた赤いもみじの落ち葉がヘッドライトの光に浮かび上がります。
頭上を確認すると、いい具合に色付いている紅葉が確認できます。
(韓国岳登山道の昼間の様子は
wac89さんのブログをご覧ください)
3合目に近付いてくると何となくヘッドライトで前方が確認しづらくなってきました。
もしやと顔を上げると、先程まで僕らの頭上に広がっていた星空が。。。。ない!
やばい!こりゃガスってる!
5合目辺りまで来るともう周りは真っ白。完全に雲の中。
さぁ山頂では雲が切れてくれるのか。。。
8合目を過ぎてもまだガスの中。ところが、9合目辺りをすぎてもう山頂が間近となったところで
前方の雲がさぁーと晴れ上がりオレンジ色に輝き始めた空が広がってきたのです。
「おおおおぉぉぉ~」「ああああぁぁぁ~」と叫びます。でもまたすぐにガスに。。。
山頂はそりゃもう物凄い風です。
山頂の岩の上に三脚をセット。さらに三脚にザックとウェストポーチをぶら下げて固定します。
固定していてもカメラを構えると体ごと持っていかれる程の強風です。
火口の中から外に向かって勢いよくガスが吹き上げられ、ガスが弧を描いて渦巻いているのがわかります。
当然かなりの寒さ。薄いインナー手袋だけでは次第に指が痛くなってきます。
その後何度かガスが切れ霧島連山が姿を現すたびに今がチャンスとシャッターを切りまくります。
南を見ると高隈山系と桜島の間に屋久島らしき山容も確認できます。
山頂で1時間半ほど過ごし朝日を堪能した後は、紅葉散策に出掛けましょうか!
火口からガスが物凄い勢いで吹き上がっています
火口から吹き上がったガスが弧を描いて渦巻いています