第2山頂は、山頂直下に急な登りが待っている。ロープを支えに体をグイと持ち上げなければならないところもある。しかも山頂は狭い。そこで分岐点にザックをデポして進むことにした。前回同様蜘蛛の巣が顔にかかる。手を前方で回しながら前に進む。横岳の方へ5分程進むと黄色いテープの表示がある分岐点に差し掛かる。ここを右に曲がり第2山頂へと進んでいく。20mほど進んだところで立ち止まり3番手を歩いている人まで曲がってきたことを確認し先へと進んだ。杉林を抜けると急坂が現れる。ロープを掴み思いっきり「えいっ」と体を持ち上げる。そこから10mほどはロープの助けを借りながら登っていく。登りきるともう山頂は近い。すぐに目の前に大きな岩が現れる。これが山頂の岩だ。これを奥から回り込みこの岩の上に立つ。第2山頂に到着だ。第1山頂ほどではないが、ここにもアケボノツツジが咲いている。すぐに後ろの2人もやってきた。ところがいくら待っても残り4人がやってくる気配がない。「あの岩場に苦労してるんじゃないかなぁ」と先程のロープ場に手こずって遅れているんだろうと思っていた。耳を澄ますと大声で叫んでいる声も遠くで聞こえてくる。やっぱりあのロープに苦労してるみたいだけどすぐ来るだろうと思い、しばらく待ったがなかなか4人は現れない。いくら何でも遅すぎる。「様子を見に行こう」と僕ら3人は戻ることにした。
第2山頂への分岐点。ここを右折します
山頂直下のロープ場
すぐに大岩が現れます
奥から回り込みこの岩の上に立ちます
ロープ場まで戻るとちょうど2人が登ってきている。残り2人の姿はない。実は黄色いテープの表示のある第2山頂への分岐点を右へ曲がらずまっすぐ横岳方面へ進んでいったようなのだ。やがて林道に出ても僕らの姿は無く、引き返して来たとのこと。残り2人は疲れて第2山頂をあきらめザックを置いた分岐点に戻ったとのことだった。分岐点で3人目が来たのを確認して進んだのだが、全員の姿を確認してから進むべきだったと大後悔&猛反省。皆さん、申し訳なかったです。ごめんなさいm(_ _)m
あとからやってきた2人を加えて僕らももう一度山頂へ戻り5人で記念撮影。高隈山系の山々、錦江湾、桜島、今登ってきた第1山頂、点在する淡いピンクのアケボノツツジ、360度の展望、絶景だ☆ 立っている丸い岩の両端は崖。このミニ大崩山の展望を堪能し、2人が待つ分岐点へと急いだ。
第2山頂のアケボノツツジ。奥に桜島が見えます
奥には高隈連山の山並みが
第2山頂での記念撮影は5人。m(_ _)m
猿ヶ城キャンプ場へ無事(?)下山
帰りに垂水の道の駅の足湯につかりながら食べた名物のビワソフトは美味でした☆
※アケボノツツジに逢いたくて~刀剣山~(④ 花編)に続くのであった。。。