2013年 08月 30日
由布岳に行ってきました ~東登山口~お鉢めぐり~
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                                         霧に包まれる湯布院の街

8月26日と27日は僕の短い夏休み。今回は一人で由布岳やくじゅうの山々を登ろうかなと考えていました。が、前の記事で書いた通り、僕の雨男パワーは健在のようで、26日は大雨です。ただ救いなのは27日は晴れ予報ってこと。そこで26日の山行は諦め、知人にチケットを取ってもらっていた三浦雄一郎氏の講演会を拝聴。そのまま鹿児島市から高速に乗り、いざくじゅうへ・・・。湯布院の道の駅で車中泊すると翌朝のんびりできるのでいいのですが、そこは湯布院ICが目の前で、トラックがエンジンをふかす音がうるさく眠れなかった経験があるので、今回は敢えて湯布院までは行かずに長者原の駐車場で車中泊をします。大津のコンビニで買いこんだビールやつまみで一人宴会をして、早々と20時過ぎに就寝。深夜3時頃に目覚め、準備を整えて湯布院へと移動開始。まだ登り始めるには早すぎるので、トラックの音がうるさい湯布院の道の駅で1時間程二度寝しますzzz。

再び起床して食事をして準備を整えますが、夕べの一人宴会で食べすぎたジャンクフードが悪かったのか、何だかお腹の調子が思わしくありません。お腹の調子が悪い時は毎回バテて苦しい山行になってしまうので、ちょっと心配です。しかし雲一つない空に浮かぶ由布岳のシルエットを見るとそんな心配も吹き飛び、ワクワク感が溢れてきます。道の駅を後にして、湯布院の町に下っていくと、ガスの中に突入しました。湯布院に来るたびにこの町は霧に包まれていますので、今日もその状態のようです。町を抜け別府方面へと向かいます。途中から町を見下ろすとやはり湯布院の町はすっかり霧に隠されてしまっています。由布岳の正面登山口を過ぎ、しばらく走ったところを左折し、さらに数分走ったところに東登山口があります。道路向かいの鶴見岳登山口側は路肩が広く車を停めやすいのですが、「工事車両が通行しますので駐車はご遠慮ください」の看板があり、ここへの駐車は避け、200m程先に進んだところの路肩に駐車し、出発です。

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                                    東登山口から見上げる由布岳の岩峰
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                                   駐車場がないので路肩に駐車しました

薄暗い登山道を進むと、やがて大きな丸いバレーボールのようなスズメバチの巣をつけた大岩が現れます。その横を抜けると植林された森となり、トラロープで登山道をはずれないように誘導している道が続きます。やがて日向観察道との分岐に到着。ここを東峰方面へと進みます。緑が美しい緩やかな登山道なんですが、やはりお腹を下している影響なのか、心配した通り足が重くなってきました。息を荒げながらも歩を進めると、前方に何だか梯子らしきものが・・・。その梯子の残骸を乗り越えて進むとまたロープ付の岩場が現れます。この辺りから展望が開け、風も通り、心地よく高度を稼ぎます。さらにうれしいことに、この辺りからたくさんの花々が現れ始めました。ヒヨドリバナ、シモツケ、ヤマアジサイ、ツクシゼリ、ホソバシュロソウ、ノギラン、オトギリソウ、キリシマヒゴタイ、イヨフウロ、そして初めて見るホソバノヤマハハコ。多くの岩場を乗り越える面白さと多くの花に出会えるうれしさで、喘ぎながらも楽しく登り、東峰への分岐に到着。東峰山頂直下の岩場では手をかけたホールドのすぐ近くに何やら動くものが! ヒエッと手を放すとそこにはムカデ! と思いきや、よく見るとムカデのように大きなヤスデです。触らなくてよかったぁ~。

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                                 東登山口(大きな看板の裏にトイレがあります
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                            植林されたエリアはトラロープで仕切られ道がわかりやすくなっています
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                                日向越に到着。ここから東峰へと向かいます
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                               小鳥のさえずりをききながら、のんびり歩きます
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                               徐々に道が荒れ始めます。前方に壊れた梯子が!
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                        ここからはロープの連続です。でもホールドが大きくロープを使わなくても登れます
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                                   この辺りから花もたくさん現れ始めました
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                                  岩峰が近づいてきました。ワクワクします♪
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                                          鶴見岳と別府湾
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                                        まだまだ岩場が続きます
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                                    イヨフウロはたくさん咲いています
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                                    今回初めて見たホソバノヤマハハコ
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                                      岩場の連続!う~ん、楽しい♪
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                                      九重連山もはっきり見渡せます
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                             周回コースに合流。ここから左に見える東峰へと向かいます
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                     東峰山頂直下の岩場にいた10センチほどの巨大ヤスデ。ムカデと見間違えてビビった!

東峰山頂からは湯布院の町、その横の倉木山、奥には九重連山が見渡せます。少し遅れて同じく東登山口から登ってきた男性としばし歓談し、西峰との鞍部であるマタエに向かいます。途中見たことがない花に遭遇。とりあえず写真撮りマタエに下ります。ここから一気に西峰に登りたいところですが、相変わらず足が重く、喘ぎながら岩場を乗り越えます。途中で迎えてくれるミヤコグサ、ホタルブクロなどの撮影で息を整え、そこからは一気に障子戸の壁も越えて西峰山頂に到着です。ここには先程東峰からの下山時に見た名前のわからない花らしいけどちょっと見た目が違う花がありました。この花については後述します。

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                       東峰山頂からの展望。眼下に湯布院の街、その左に倉木山、奥に九重連山が見渡せます
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                                           東峰から臨む西峰
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                                             鶴見岳方面
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                                       東峰と西峰の鞍部にあたるマタエ
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                                             西峰に到着

西峰でちょっと休憩して、由布岳4度目にして初めての挑戦となるお鉢めぐりコースに向かいます。徐々にギザギザとした岩峰が近づいてきます。ワクワクです♪ 動画を撮りながらクリアしようと思っていたのですが、やはり片手でここを超えるのは無理。動画撮影はすぐにあきらめ、先へと進みます。大きな岩の手前に下へと回り込む巻道ができていますが、とりあえずまっすぐ岩を乗り越えようとしてみますが、登ったはいいが先へは降りれそうになく、やはり巻道を通って意外とあっさりクリアです。ただここから東峰への周回道に合流するまでの登りがかなりの急坂で、少々バテ気味の僕はヒーヒー喘ぎながらやっとの思いで、再び東峰へと戻ってきました。お腹がすいてきていましたが、日除けのない山頂ではなく、少しでも日陰がありそうなマタエでご飯を食べることにして、マタエに向けて下山を始めました。もうすぐマタエというところで、再びあの名前のわからない花に遭遇。ちょうどそこに1人の男性が登ってきて、「この花の写真は撮らないんですか?」と声をかけてきました。「さっき撮りました。これなんていう花ですか?」と尋ねてみると「シオガマギクですよ」とのこと。ちょうどいいタイミングで花に詳しい方に遭遇しました。「西峰にはこれと似た花で上から見ると台風の渦巻きみたいに見える花がありましたよ」と伝えたところ、「それはトモエシオガマだね」とのこと。花に詳しいその方と別れた直後、「うん?今の人、もしかして「あれんこれん」のkigoさんじゃないかな?」って気になり始めました。Kigoさんのような気がする。もう1回東峰に追いかけて確認しようか?でも今日はそんな元気ないし。。。まぁご飯食べてる間に下りて来られるかもと思い、マタエの岩の陰お待ちかねのランチタイム。今日は軽量化の為、コンビニ弁当だけです。残念ながら食べている間にkigoさんらしき男性は下りてこられず、あとでkigoさんのブログでチェックしようと思い、正面登山口方面へと下山を開始しました。(下山後kigoさんブログをチェックした結果、シオガマギクの記事をアップされており、やはりkigoさんであることが判明。お声かけずに申し訳なかったです)

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                                由布岳4度目にして初めてのお鉢めぐり。ワクワク♪
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                                          やっぱ岩場は面白い!
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                                        この日2度目の東峰山頂
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                            シオガマギクです。教えてくれたkigoさん、ありがとうございます
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                              マタエでのランチタイム。コンビニ弁当ですが美味美味♪

花を探しながらゆっくりと下りていたのですが、下山途中足首がガクっと軽い捻挫のようになりバランスを崩し転倒。念の為靴紐を締め直し歩き始めますが、再び同じように足首が捻挫のようになり再び転倒。結局、日向自然観察路への分岐まで4回も同じ症状で転倒したのです。当初の計画では、正面登山口に着く手前の分岐を日向自然観察路へと進み日向岳に立ち寄り東登山口へと向かうことにしていたのですが、この日の足の状態ではこれ以上足場の悪い登山道を歩くことは厳しいだろうと判断し、分岐を曲がらずにまっすぐ正面登山口へと下山し、そこから車道を歩き東登山口まで戻ることにしました。1時間程の車道歩きを覚悟して、炎天下の車道をひたすら歩き続けます。途中、目の前に車が停まり「どこまで行くの?乗っけて行こうか?」という親切な方の車に乗せて貰い、あっという間に東登山口に到着~って妄想をしながら歩くこと45分で東登山口に帰着。帰りに長者原のタデ原湿原で花散策をして帰りました。

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                                    今回初めて見たカワラナデシコ
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                          当初の計画ではここから日向自然観察路を歩く予定だったんですが・・・
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                              計画を変更し、由布岳正面登山口に下山しました
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                                      この分岐を左へと進みます
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                             45分間の車道歩きを経て無事に?東登山口に帰着
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                               帰りに長者原のタデ原湿原に立ち寄りました
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                                            ヒゴタイ
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                                     くじゅうはもう秋の気配です
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①ホソバノヤマハハコ ②アキノキリンソウ ③ヤマアジサイ ④ノリウツギ ⑤ノギラン ⑥オトギリソウ ⑦ツクシゼリ ⑧ツクシアザミ ⑨キンミズヒキ ⑩シモツケ ⑪ヒヨドリバナ ⑫ホソバシュロソウ ⑬シオガマギク
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①ホタルブクロ ②フクオウソウ ③ミヤコグサ ④ママコナ ⑤キリシマヒゴタイ ⑥ウツボグサ ⑦ミヤマキリシマ ⑧ミズヒキ ⑨ベニイタドリ ⑩カワラナデシコ ⑪キツネノボタン ⑫ゲンノショウコ ⑬サイヨウシャジン
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①ヒゴタイ ②マツムシソウ ③マルバハギ ④シラヒゲソウ ⑤ワレモコウ ⑥サワヒヨドリ ⑦ヤマウド ⑧ヤマトラノオ ⑨シモツケソウ ⑩サワギキョウ ⑪タムラソウ ⑫クサフジ ⑬アソノコギリソウ

by ex-mlwalk326 | 2013-08-30 12:08 | 山行報告(その他九州の山) | Comments(4)
Commented by tazu at 2013-09-01 17:50 x
こんにちは。
久々の山行記、楽しく拝見しました。
未だに登ったことのない由布岳、よく雰囲気がわかりましたよ。
また、野草の花々、とてもきれいですし、一同に見れて分かりやすかったです。
でも、気をつけてくださいね。
一度痛めると長引きますから。
Commented by harusakura0408 at 2013-09-03 00:04
お疲れ様です(^^ゞ
あれ?この間聞いた話と違って車に拾ってもらったんだ~!…と思ったら(-_-)/~~~
「妄想かい!」って思わずツッコミましたよ(笑)
by妄想登山家(もとい空想登山家)
Commented by 326 at 2013-09-03 08:17 x
tazuさん、おはようございます。
由布岳東口登山口からのルートはマイナーなので、もし登られるなら、正面登山口からのメジャールートがいいと思います。
東登山口からよりはずっと楽に登れますよ。
確かに捻挫は癖になるので、次回の登山時は十分に気を付けたいと思います。
ありがとうございます。
Commented by 326 at 2013-09-03 08:20 x
harusakura0408さん、お疲れ様です。
歩きながらずっとharusakuraさんのお株を奪う妄想をしてましたが、
まぁ、世の中そんなに甘くはないってことで!


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