12月12日は、若い女性だけの登山教室のメンバーを案内して高千穂峰に登ってきました。月に1回開催されているこの登山教室は、実は10月の大浪池周回、11月の池めぐりに続いて3回目です。骨折の影響で、僕自身は初めてのフル参加となります。この教室はただ山を歩くだけでなく、早朝から2時間の講義を受講した後に、山へと出掛けています。メンバー8名全員、参加の度に山装備・体力・そしてファッションともに充実してきているだけでなく、本人たちも参加当初以上に山の魅力・登山の楽しさを感じ初めているように思い大変嬉しく思っています。今までのところ、講義では装備など基本な話が中心ですが、今後は色々なエピソードを交えながら、山の楽しさ(怖さも含めて)を伝えていければと思っています。
講義終了後高千穂河原に行き、山ガール9名と僕も含めた3名の男性サポートスタッフとともに高千穂河原を出発します。遡ること1ヶ月前の11月度の講義の内容は「寒さ対策」。12月の高千穂峰はかなり寒いぞとびびらせていたので、全員しっかりと準備してきていたにもかかわらず、この日は、登っている時は長袖Tシャツ1枚でちょうどいいぐらいのかなりのポカポカ陽気。休憩の度にこまめに衣服調整をしながらノンビリ登っていきます。御鉢を越え、馬の背を過ぎ、背門丘(せとお)で登山の無事を祈願し、最後の登りに取り付きます。
高千穂河原を出発! 青空の下、高千穂峰へと向います
中岳越しに見える新燃岳の噴煙。まるで中岳が噴火しているみたいです
赤いスコリアの登山道を登って行きます
馬の背を通過し・・・
背門丘(せとお)に到着
以前に比べると随分と歩きやすくなったこの最後の急坂を全員頑張って登りきり、山頂の風が来ない一角でお楽しみのランチタイムです。メンバーは個々にレジャーシートを広げてお弁当を食べ始めました。僕は、特製チャンポンを作ります。さらにこの日はメンバーにサプライズのご馳走が用意されていました。それは温かい「おでん」♪ 山頂で食べる熱々のおでんに山ガールたちも喜んでくれた様子です。この頃から風向きが変わり、かなり強く冷たい風が吹いてくるようになってきたので、フリースなどの防寒具を着込んで撤収開始。最後に全員で記念撮影をして下山です。高千穂峰の下りは登りよりも大変です。ズルズル滑り尻餅を付く人が続出!でもみんな頑張って歩いています。みんなの歩きを後ろから見ていると、腰が引けることなく真っ直ぐ立って下る人、一方で手をフリフリしてバランスを取りながら降りる人、滑る前から敢えて尻餅をつきながら下りる人と様々。今後ストックを活用したり、経験を積む中で腰が引けることなく下りれるようになっていくことでしょう。ガンバレ、みんな!
今度は韓国岳の樹氷が見れるといいね!
最後の急坂を頑張って登って行きます
僕はチャンポンです。美味美味♪
みんなには熱々のおでんサービス付き~☆
次はこっち側のきついコースを4時間かけて登ろう!ってまだまだ早いか^^;
お揃いのニュー登山靴☆ どんどん装備充実中~!